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仮想通貨の税金と確定申告・計算方法|おすすめツール3選【初心者向け】

悩んでいる人

仮想通貨はどんな場合に、確定申告が必要なの?

悩んでいる人

仮想通貨の税金はいくらかかるの?

そんな不安にお答えします。

仮想通貨ブログ「Crypto Labo」運営者・遊民の投資経験とFIRE実績を紹介するプロフィール画像

サラリーマンの場合、確定申告を経験したことがない人が多いと思います。

そのため、税金の話には不安や心配になるかもしれません。

この記事を順番に読み進めれば、

仮想通貨の税金の流れが自然に理解できる構成にしています。

読み終えるころには、自分でも対応できそうだと感じられるはずです。

※本記事は一般的な情報提供を目的としています。最終判断は税理士など専門家にご相談ください。

遊民

私自身、もっと早く税金の基本を知っておけば良かったと感じています。
基本を理解し、税金計算ツールを使えば、必要以上に心配する必要はありません。

目次

仮想通貨で確定申告が不要な場合

仮想通貨で確定申告が不要な場合を考える人物のイメージ

まず最初に安心材料から整理します。

仮想通貨で利益が出ても、必ずしも申告が必要とは限りません。

■ 会社員の場合

・年間の利益が20万円以下 → 確定申告は不要

■ 給与所得がない場合

・年間の利益が48万円以下 → 確定申告は不要

💡ここでいう「利益」とは?

売却や交換で確定した利益のことです。

まだ売っていない含み益(評価益)は課税されません。 持っているだけでは税金はかかりません。

仮想通貨で税金が発生するタイミング

仮想通貨の税金計算が必要な場合を考える人物のイメージ

仮想通貨は「持っているだけ」では課税されません。

税金が発生する主なタイミングは次の通りです。

  • 仮想通貨を売却したとき
  • 仮想通貨で商品を購入したとき
  • 仮想通貨で別の仮想通貨を買ったとき
  • ステーキング、レンディング報酬を受け取ったとき

順番に整理します。

売却したとき

購入時より高く売れた差額が利益になります。値上がりしているだけでは課税されません。

仮想通貨で決済したとき

ビットコインで商品を買った場合も、一度売却したとみなされます。その時点の利益に課税されます。

別の通貨に交換したとき

仮想通貨で別の仮想通貨へ交換した場合に、 日本円に戻していなくても交換した時点で利益が確定します。

💡ステーブルコイン(USDT、USDC、JPYCなど)を換金したときも対象です。

ステーキング、レンディング報酬

ステーキング(保有による報酬獲得)、レンディング(貸通貨)で受け取った通貨も、 受け取った時点で(その都度)所得になります。

遊民

実際に私自身も、ステーキングやレンディングの報酬が申告対象だと知らず、後から修正申告をした経験があります。

「現金化したときだけ税金がかかる」と思わず、税金が発生するタイミングだけは押さえておきましょう。

仮想通貨の税率と計算方法

仮想通貨の税金計算と税率をイメージしたイラスト

現在、会社員が個人で行う仮想通貨取引は、原則として雑所得(ざつしょとく)に分類されます。

雑所得は総合課税(ほかの所得と合算して課税)です。

税金は主に次の2つです。

  • ①所得税
  • ②住民税

詳しくみていきましょう。

① 所得税

所得税 = 課税所得 × 税率 − 控除額

💡 課税所得:収入のうち税金がかかる金額(給料+仮想通貨の利益など、合計したもの)

課税所得は人によって異なりますが、「年収の約半分」が目安です。 これは会社員の場合の目安です。(社会保険料や各種控除が引かれるため) 扶養(家族)や控除(こうじょ=税金を減らす仕組み)によって前後します。

💡 税率 : 5%〜45%まで段階的に上がります。

仮想通貨の税率は以下の表1のようになります。

⚫︎表1 所得税の税率

課税所得           税 率    控 除 額     
1,000円~194.9万円まで5%0円
195万円~329.9万円まで10%97,500円
330万円~694.9万円まで20%427,500円
695万円~899.9万円まで23%636,000円
900万円~1,799.9万円まで33%1,536,000円
1,800万円~3,999.9万円まで40%2,796,000円
4,000万円 以上45%4,796,000円

参照元:No.2260 所得税の税率|国税庁
出典:国税庁HP『所得税の
税率』

仮想通貨の利益が増えると、給与の課税所得と合算されて税率も上がります。

※細かい話ですが、所得税には2.1%の復興特別所得税があります
(この記事では分かりやすくするため省略しています)

遊民

💡税率は利益そのものではなく、課税所得全体で決まります。

② 住民税

住民税 = 課税所得 × 約10%

遊民

住民税は翌年の6月頃、納税となります。
そのため、利益が出た場合はすぐに全額使わず、税金分を確保しておくと安心です。

仮想通貨の税金シミュレーション(年収600万円の例)

仮想通貨の利益が出たときの税金を具体的な数字でシミュレーションしてみます。


👉今回は分かりやすくするため、年収600万円(課税所得300万円)で計算します。
この給与だけの場合の税金は、所得税約20万円+住民税約30万円で約50万円です。

■ 前提条件

今回の例では、次の条件で計算します。

・年収:600万円(会社員の給与)  →  課税所得300万円  
(年収から、所得控除(税金計算で差し引ける金額を引いた金額が、課税所得です。)

・仮想通貨の利益:300万円(雑所得)

その結果、税金の計算に関連する課税所得の合計は次のようになります。

300万円(給与の課税所得)+300万円(仮想通貨の利益)= 600万円

■ 結論

まず結論からです。

今回のケースで年収600万円のサラリーマンは約50万円だった税金が、

仮想通貨で300万円の利益が出ると、約140万円の税金になります。

👉 約90万円の増加となります。

■ 税金の計算

① 所得税の計算

課税所得の合計600万円 なので、所得税は次の計算になります。

所得税 600万円課税所得の合計) × 20%(税率・表1参照) − 427,500円(控除額) = 772,500円

② 住民税の計算

住民税は、以下の計算となります。

課税所得の合計 × 約10%

今回のケースでは次の通りです。

600万円 × 10% = 600,000円


※住民税には一律の均等割(約5,000円)もありますが、
本記事では分かりやすさのため省略しています。

③ 税金の合計 今回の例では次のようになります。

所得税            772,500円

住民税            600,000円

合計            1,372,500円  →  約140万円

このため仮想通貨の利益の影響で、税金が50万円から140万円となり、90万円分の税金が増加します。

💡注意点

仮想通貨の利益は 雑所得です。

そのため、

仮想通貨で利益が増えると課税所得が増え、結果として税率(表1参照)が上がる場合があります。

※本記事は、仮想通貨の利益に対する税金についてシミュレーション例を用いて解説したものです。 実際の税額は、控除・家族構成・自治体などにより変動します。 具体的な申告については、税理士など専門家にご相談ください。

仮想通貨の損益計算は毎年行うべき理由と管理のコツ

仮想通貨の取引履歴は継続的に管理し、毎年の損益計算を行うことが重要です。

その理由は、仮想通貨の損益計算は単年で完結しないからです。

💡 ポイント
購入単価(平均取得単価)は、翌年以降にも引き継がれます。
途中から計算を始めると、過去の取引を整理し直す必要があり、大きな手間になります。

さらに、放置すると次のようなリスクがあります。

  • 取引所の履歴が削除される
  • 海外取引所が閉鎖する
  • 必要なデータを後から取得できなくなる

毎年整理しておけば、将来の負担を大きく減らせます。

遊民

利益が少なく確定申告が不要な場合でも、
エアドロップ(新しい仮想通貨の無料配布)やキャンペーン特典で受け取った仮想通貨は、日時・数量・価格を記録しておきましょう。
後から売却するときや損益計算をするときに役立ちます。

税金計算ツールを使うメリット

仮想通貨の税金計算ツールで情報を整理するイメージ

手作業での損益計算(利益と損失の計算)は大変です。

そこで役立つのが

仮想通貨の税金計算ツールです。

主なメリットは3つです。

① 作業負担を軽減

CSVデータ(取引履歴をまとめたファイル)をアップロードするだけで 自動で損益計算が可能です。

② 申告漏れの防止

複数の取引所のデータをまとめて管理でき、年間の利益が自動で表示されます。 そのため、計算ミスや申告漏れを防ぎやすくなります。

③ 資産状況を可視化

自分の総資産や取得単価(平均購入価格)をいつでも確認できます。

確定申告が不要な年でも将来のための整理として役立ちます。

遊民

特に、ステーキングやレンディングは、報酬を受け取るたびに、その年の課税対象となります。
税金計算ツールを使えば、取引データを取り込むだけで簡単に管理できるので安心です。

仮想通貨の税金計算ツールおすすめ3選

代表的なサービスを3つ紹介します。

どのサービスにも無料プランがあります。

まずは試してみて、自分に合うものを選ぶのが安心です。

① cryptact(クリプタクト)の特徴

  • 国内利用者が多い自動計算ツールです。
  • 対応取引所が豊富です。
  • 無料プランは年間50件まで。
  • 取引が多い人向けです。

② Gtaxの特徴

  • 無料で年間100件まで対応。
  • 取引回数が少ない初心者に使いやすい設計です。
  • DeFi取引にも対応しています。

③ CryptoLinCの特徴

  • 税理士監修の設計です。
  • 有料プランは比較的手頃です。
  • コストを抑えたい方に向いています。

おすすめ3社の比較表

3社を紹介したので、最後に一覧で比較します。

サービス名使いやすさ対応範囲無料プラン特長・強み
クリプタクト
自動化が豊富

国内外・DeFi他

50件まで
 
業界最大手・精度高い
Gtax
シンプル

国内・主要海外

100件まで
 
無料で使いやすい
CryptoLinC
分かりやすい

国内中心

制限あり
 
税理士監修で安心

※計算ツールの結果は目安であり、最終的な申告内容は管轄の税務署や税理士にご確認ください

■ 結論:迷ったらクリプタクトでOK

理由はシンプルです。

  • 対応取引所が多い
  • 計算精度が高い
  • ミスしにくい

無料プランは50件までですが、「ちゃんと正確に計算したい人」には最適です。

遊民

現在、私はクリプタクトの有料版を利用しています。
過去の取引をさかのぼって整理・計算する必要があり、取引件数が多かったためです。
一方で、取引数が少ないうちは、無料版でも十分対応できると思います。

まとめ

仮想通貨の税金は知らないことが一番の不安です。

ですが、

  • 課税タイミングを知る
  • 税率の目安を把握する
  • 毎年データを整理する

この3つができれば 大きなトラブルは避けやすくなります。

私自身、最初は後回しにして苦労しました。

早い段階で無料ツールを使い始めていれば もっと楽だったと感じています。

仮想通貨投資は税金管理もセットだと考えています。

しかし、怖がりすぎる必要はありません。

一歩ずつ整理していけば十分に対応できます。

まずは今年の取引履歴を 確認するところから始めてみましょう。

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